2022年11月3日木曜日

ご恩を頂いた方は、貴方が思う以上に・・・


人はみな、自分がお世話になった方々がいますが、その「お蔭様」「感謝」を

なかなか感じることができないもので、

当たり前のようにうけとめていることがあります。

ましてや「恩返し」なんて尚更なかなかできないもの。

そもそもそのことに気付いてすらいない場合だってあります。


1年の中で、時折、その方を思い出すことがあれば

自分が思っている以上に、その方からのご恩を頂いている、頂いたことを

こころを鎮めて、穏やかな気持ちで、ひとつひとつ振り返ってみることも

大事ですよね。

その方が、自分の為にしてくれたこと、細やかな心配りをもってかけてくださった言葉、

行動は、ひとつひとつが自分の中で大きなエネルギーになっているはずです。

その方の、愛は、目に目えませんが、手に取って大きさ、重さをはかることもできませんが

確実にあなたの生きてゆく力になっており、

それを思い浮かべれば、自分の中で湧き上がり、こみ上げてくるものがあれば

それは確実に「存在」するものですね。

遠く離れていても、時間がすぎさったとしても、それは今なお現在も、

あなたの周りで、あなたが呼吸する空間にしっかり存在するものですよね。

表現は難しいですが、人はみな、それを多かれ少なかれ感じるはずですよね。



たちどまって、深くそのご恩、かけていただいた思いを、

こちらがきちんと思い浮かべれば、思いうかべるほど、胸のあたりが、

身体が何かしらあたたかくなってきますよね。






不思議なものです。人が人にかける貴い思いは、不変であり、不滅であり、

決してなくなることはない、時間も、距離もまったく関係ない。

過去に抱いた思いも、現在から過去への思いも、そして今の思い、未来への思いも、

時空に書き記され、質量を伴ったエネルギーをもって、自分と関係ある他者への人生に働きかけます。

「(相手を)思うことが大切です」は、わたしの師が時に応じて諭されてくれたことを思い出だします。

「思うこと」は、重いんです、思った瞬間、質量を持ちはじめる。

そういう不思議な、でも空間、場に「存在」し始めるエネルギー、そして徐々に、

確実に現実を動かしていくエネルギーです。

科学がどんなに進んでも、このエネルギーの質量、全体像を把握することはできず、

ただ、人間がもつ心でしか、全体像をうけとめられない、感じられない、

判断できないものであろうと思います。

それを受けとめる、うけいれる器、こころを失ってしまえば、

人は、人らしさを失っていくのではないでしょうか、

いつまでも、それをうけとめる感受性、感謝するこころを持ち続けたものです。

頂いたご恩を、サイズのまま、その等量で感じることができ、そして

それにただただ感謝するこころを、どんなことがあっても、どんなことがおきても

どんなに時間が流れても、どんなに遠く離れたところにいても、

胸の内から忘れないようにしたいものです。

またそれは、こうして時折、思い返すことで、決してなくならないし、

ずっとそのエネルギーとつながっていることができるものと感じます。

私自身が、大切なかたに出会ったこと、ご恩をおもいだしながら、

「感謝」について、書いてみました。

                       2022.11.3






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